食料品価格 過去10年間で41.3%上昇 [社会]
経済協力開発機構(OECD)の調査結果から、豪州における食料品の価格は、過去10年間で41.3%上昇。世界の先進国の中で、最も上昇率が高いことが分かった。
豪州に次いで上昇率が高いのはスペインで、41.2%。ニューサウスウェールズ州大学のフランク・ザンボ助教授は、こうした高騰の原因は、豪州の場合、干ばつや為替、輸送費の影響によるものでなく、関連市場における大手スーパーマーケットの寡占にあると指摘。豪州では、ウールワースとコールスの2大スーパーマーケットが市場をほぼ独占している状況。スペインでも同様の状況が見られる。
その他の国における食料品の上昇率は、英国が32.9%、カナダが32.7%、イタリアが29.7%、米国が28.4%だった。
2009-11-09 15:07
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