愛犬を救え! カンガルーと戦った農夫の恐怖 [社会]
メルボルン郊外で農業を営むクリス・リカードさん(49)は、野生のカンガルーに襲われ溺死すんでの愛犬を助けようと、凶暴なオスのカンガルーと戦った体験を振り返り、「普通のカンガルーではありえないことだ」と語った。
リカードさんと愛犬ロッキーは11月23日、いつものように農地内を見回っていたところ、野生のオスのカンガルーと出くわした。 はじめ、驚いたカンガルーを追いかけたのはロッキー。ところが、農地内の貯水ダムまで追い込んだところで、形勢は逆転。カンガルーがロッキーに襲い掛かり、ロッキーを押さえ込み、水の中に沈めた。リカードさんは、ロッキーを助けようとカンガルーに挑んだが、今度はリカードさん自身もカンガルーに踏み倒され、体半分が水に浸かった。リカードさんは片方の手でカンガルーの攻撃をかわしつつ、もう一方の手で溺れかかった愛犬を水の中から引き上げ、必死だったという。カンガルーとの格闘で、リカードさんは額や胸、腕、腹部に深い切り傷を負った。額の傷からあふれる鮮血が目に入り、視界がきかない中、リカードさんの一撃がカンガルーののどもとに命中。この一撃でカンガルーは退散した。「野生のカンガルーと遭遇するのはめずらしくないけど、あんなに凶暴なやつは珍しい。あいつは本気でロッキーとわしを水に沈めて殺そうとしたよ」と、当時の恐怖を語った。
2009-11-24 12:26
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