海の珍味ウニ オージーグルメの間で静かな人気 [グルメ]
いまや寿司やラーメン、すき焼き、うどん、てんぷらなど、日本食に精通するオージーはすでに珍しくない時世だが、生のウニを味わう舌力が、静かに、確実に浸透し始めている。
シドニー・フィッシュマーケット内の有名店クリスティーズ・シーフードのウェインさんによると、ここ1年のウニの売上高は過去4年の合計を上回る規模に達しているという。オージーにとっては、新たな食材としてのウニが、日本食レストランを飛び出し、地元の高級レストランのメニューにのるようになってきた。高級シーフードレストランロックプールの有名シェフ、ニール・ペリーや、ヒューゴーズ・マンリーのマッシモ・ミレなどは早くからウニに注目。シンプルかつ独創的な一品として仕上げている。これまで国内で供給されるウニは、チリからの輸入品が主だったが、オーストラリアの近海は、まだ手付かずのままでウニが豊富に採れる。食文化としては歴史の浅いオーストラリアのグルメ事情は、まだまだ未曾有の可能性と方向性にあふれているようだ。
2009-12-16 11:27
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