タウンホール、QVB、ルナパーク 州遺産に指定 [観光・レジャー]
シドニー市内の著名建造物であるタウンホール、クイーンビクトリアビルディング(QVB)、およびルナパークが、あらたにニューサウスウェールズ州遺産に登録された。ケネリー同州首相が2月16日、発表した。
今回州遺産に登録された3つの建造物は、いずれも一般市民に広く開放され、利用されていることもあり、ケネリー同州首相は、遺産登録後も、多くの市民に愛される活気あふれるスポットとしての機能を維持する方針を強調。州遺産に登録されると、維持費などの基金補助が確保される一方、増改築が必要な際には細かい規定にもとづく承認が必要となる。1869年~89年に建設されたタウンホールは、4千万ドル(約32億円)をかけた大規模修繕工事が間もなく完工する。1890年代に建てられたQVBは、カフェや専門店などの入るファッショナブルな高級ショッピング施設として、連日、市民でにぎわっている。1930年代に建てられたアートデコスタイルのルナパークは、ハーバーブリッジを見渡せる遊園地としても利用者に愛されてきたが、過去には火災や周辺住民からの騒音への苦情などもあり、資金的にも厳しい状態が続いている。
2010-02-17 15:39
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