オバマ米大統領の訪豪 キャンベラ拠点に日程短縮 [政治]
オバマ米大統領の訪豪日程が当初予定されていたものより短縮され、正式に決定となった。歴訪中のインドネシア、バリから3月25日に豪州入りし、26日はキャンベラにおける連邦議会での演説に臨む。
米国におけるヘルスケア改革問題で、一時は中止の憶測も流れた米大統領の豪州歴訪は、滞在時間約24時間という駆け足訪問となる。米ホワイトハウスの発表によれば、同大統領は21日にワシントンを出発し、途中グアム経由でジャカルタに到着。インドネシアで3日間の滞在後、25日に豪州入りし、ケビン・ラッド連邦首相との晩餐会に出席。26日には、豪米同盟70周年記念関係の式典に臨むほか、連邦議会では安全保障、経済、環境問題に向けて豪米両国の緊密な関係強化に向けて、同記念にあわせた演説を行うと見られる。今回のオバマ大統領の歴訪日程について、国家安全保障会議(NSC)のアジア地域担当のジェフ・ベイダー部長は、「地球規模での問題を扱う統治ネットワークを構築する上で、最有力国の後方に位置する中流国の意見を反映させようとの動きに移行しており、インドネシアやオーストラリアは、そうした時代に欠かせない存在との認識を示すもの」と解説している。
2010-03-16 10:32
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0