結核治療新薬開発に光 シドニーの研究所が成功 [ヘルス]
結核治療の新薬開発にむけて、シドニー拠点の研究所が画期的発見に成功。向こう5~10年後には非抗生物質による確実な治療薬が市場に出回る見通しとして、注目される。
ウォリック・ブリトン博士が率いる、センテナリー・インシチュチュートの研究チームはこのほど、結核菌が生存、繁殖するのに欠かせないたんぱく質の特定に成功した。今回の発見は、結核治療薬研究における50年来の貴重な進展。同たんぱく質をブロックする治療薬を開発することで、結核患者への処方薬が飛躍的に効果をもたらすという。豪州では、結核はまれな病気となっているが、隣国のパプアニューギニア、東ティモール、インドネシアなどではまだまだ深刻な感染病となっている。同博士は、5~10年後には新薬を利用した治療が可能になるとしている。
2010-03-25 11:53
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