エアーズロック登頂の男性観光客が突然死 週末閉鎖へ [観光・レジャー]
エアーズロックの名称で知られる一枚岩ウルル登頂ツアーに参加した男性観光客(54:ビクトリア州)が4月24日、下山途中、体調を崩し、突然死した。同登頂ツアーでは過去10年で、初めての死亡事故となった。
今回の事故を受けて、ウルル管轄当局は、登頂ツアーの一時中止を決定。翌25日も強風のために、再び中止の運びとなった。ウルル登山中の事故で亡くなった人の数は、過去52年で36人。標高340メートルのウルル登山は、同地観光の人気のルートだが、急勾配で足場の悪いところも多く、強風にあおられるなどの危険も少なくない。強風や雨、酷暑といった天候上の理由や、先住民の儀式のために閉鎖されることも多く、昨年1年間で終日開放されたのは55日間、2008年は36日間だった。地元観光業界では、今回の登山客の突然死で、一般向けのウルル開放見直し案が再浮上することに不安を抱いている。
2010-04-27 15:02
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