技術独立移住ビザ職能リストを厳選 400職種から180職種へ [社会]
クリス・エバンズ連邦移民相は、新たな移民政策の一環として、技術独立移住ビザ(General Skilled Migration)の申請資格を認める新規職能リストを公表した。理容師や調理師など、これまで特に永住志願の留学生にとって比較的容易であった永住資格取得への道は閉ざされ、医者や看護師、エンジニア、溶接工など、高度な専門職に絞って門戸を開く。
今回の発表は、2008年末の世界金融恐慌を発端に、移民受入枠をより厳選し国民の労働環境秩序を維持するための連邦政府の方針として、前もって告示されていたものだ。07/08年度の技術独立移住ビザの発給件数は4万1千。このうち5千件が、理容師および調理師の枠での申請で、4分の3は、関連コースを履修した留学生が占めた。連邦政府は2008年、独立機関スキルド・オーストラリアを設立し、こうしたビザ申請の状況と、実際の職能需要状況の調査研究を依頼し、職能リストの更新作業を進めた。理容師や調理師のほか、ダンス指導者やピアノの調律専門家なども、これまでの職能リストから削除される。詳細は移民省のサイトから確認:http://www.immi.gov.au/skilled/general-skilled-migration/whats-new.htm
2010-05-17 15:20
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