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救急センター婦長殺害 容疑者逮捕 米国人元同僚 [社会]

RNH.jpgシドニーロイヤルノースショア(RNS)病院救急センターに勤める婦長が殺された事件から3週間、地元警察は5月20日、元同僚で米国出身の男性看護師ウォルター・カイラン・マーシュ容疑者(49)の逮捕に踏み切った。事件後、重要参考人として警察の事情聴取を数回受けた同容疑者は、この間、身の潔白を主張し地元メディアの取材に応じたりしていた。

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ミシェル・ピーツさん(当時58)は4月27日夜6時半ごろ、病院での勤務を終え、買物をしてチャッツウッドの自宅に戻ったところ、玄関先で何者かに刃物で襲われ死亡した。首や顔に複数の切り傷や刺し傷があった。事件発生当時、犬の散歩で通りかかった近所の住人が、リュックをかついだ男が現場を去る姿を目撃。警察ではこうした目撃情報や防犯カメラの記録をもとに、捜査を実施。ビーツさんの傷が、首や顔に集中していることや、事前に自宅のブレーカーを落として防犯装置のスイッチが切られていたことなどから、怨恨による計画的な犯行との見方を強め、被害者の職場を中心とした人間関係が捜査の対象となっていた。正看護師としての資格を有するマーシュ容疑者は、米国で陸軍に従事した経緯があり、ビーツさんとの面接をへてRNS病院がビザのスポンサーとなることで渡豪、同病院で勤務。同雇用契約は1年間で、ビーツさんはマーシュ容疑者との契約更新を認めなかった。警察の取り調べに対して同容疑者は、時間発生当日は買物などをし、午後7時ごろ、チャッツウッド駅で妻と待ち合わせしていたと供述している。


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