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連邦政府初の女性首相が誕生 労働党内無血クーデターの見出しも [政治]

ギラード新首相.jpgケビン・ラッド連邦首相は6月24日、自ら労働党党首の座を降りることを表明。この前日、同党幹部会での正式な党首交代選挙に名乗りを上げたジュリア・ギラード同副首相に、戦うことなく政権トップの座を明け渡した格好だ。これにより、豪州連邦政府初の女性首相が誕生する。

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国営放送ABCは24日朝、「ギラードが、労働党内無血クーデターでラッドを追放」の見出しで速報を伝えた。ラッド首相に対するリーダーシップを問う動きは、連邦総選挙の実施時期を控え、労働党支持率の急低下が党内の危機感を増幅したもの。温室効果ガス排出規制計画や学校教育設備建設計画の棚上げなどの政策失敗に加え、先ごろ公表した税制改革案の中で、資源特別税の導入を盛り込み、これに反対する資源業界と真っ向から戦う姿勢を見せたことが、党内の信頼を揺るがせる動きに追い討ちをかける形となった。今回のラッド首相の党首辞任と、ギラード新党首誕生劇の背景には、ビクトリア州および南オーストラリア州を中心とした右派ほか、ギラード党首を擁護する全国労働組合の強力な後押しが指摘された。

豪州初の女性連邦首相として、総選挙ほか今後の政策を率いるジュリア・ギラード労働党新党首は今年、48歳。大学卒業後、弁護士としてスレーター&ゴードン法律事務所に勤めたあと、1993年、96年と2回の選挙に失敗し、98年、連邦下院議員として政治家としての本格的なキャリアを踏み出した。2007年のケビン・ラッド労働党政権の誕生から、副首相兼教育相として、その卓越した存在感を示してきた。 

 


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