SSブログ

現金輸送強盗未遂犯人死亡事件 警備会社内部の人物が関与 [社会]

地図.jpgシドニーのノーザンビーチ地区で7月26日のお昼すぎ、現金輸送車を狙った強盗犯が警備員の発砲した銃弾を受けて死亡した事件で、死亡した犯人ならびに犯行幇助の容疑で逮捕された人物は、被害にあった警備会社と関連があったことが明らかになった。

[ふくろ][むかっ(怒り)][ふくろ][むかっ(怒り)][ふくろ]

事件があったのは、シドニー市内から北へ車で約30分ほどの海の町ディー・ワイの、ボーリング場やパブなどがある複合レジャー施設前。警備会社ブリンクスの警備員3人が、同施設から現金の入った袋を道路にとめた輸送車に運ぶところを男に襲われた。警備員の一人が発砲した銃弾が、男の胸にあたり、男は搬送された病院で死亡が確認された。また、近くのバス停でバスを待っていた男性客が流れ弾にあたり足首を負傷したが、命に別状はなかった。事件発生直後、犯人の一味と思われる男が現場から海に面する雑木林の中に徒歩で逃げたとの情報もあり、一時は、警察や報道機関のヘリコプターが複数機旋回するなど、付近は騒然となった。

その後の警察の調べで、死亡したのは地元コラロイ在住のネイサン・ブロッドベック(32)と身元が判明。19歳で海軍に入隊し、イラク戦争ほか数年の戦場への派兵歴を有し、ブリンクス社をはじめ現金輸送大手警備会社に勤務した経歴があった。事件発生の翌日、ブロッドベックの犯行を手助けした疑いで、フランジョー・ブラード・サンタラブ容疑者が、薬物の過剰摂取で運び込まれた病院で逮捕された。同容疑者は、ブリンクス社員で、元警官としても勤務した経緯がある。関連の警備業界で20年近く働く人物は、地元新聞の取材に対し、「業界内では、いったい誰を信用していいのか、まったく分からないような状況だ」とその内情を告白している。

 

 

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。