ブリスベン川決壊 ゴーストタウン化した市内 [環境]
州都ブリスベンが過去最悪の水害の危機に面している。市内を流れるブリスベン川が1月12日朝、決壊し、冠水地区はじわじわと拡大している。同川の水位は12日午後3時に4.5メートル、13日には最高5.5メートルに達すると予想され、浸水被害はブリスベン市内ほぼ全域におよぶと見られる。
内陸津波とも形容された今回の鉄砲水による犠牲者の数は12日現在、死者10人、行方不明者90人と報告されている。地元電力会社エネジェックスは安全対策の一環で、12日朝からブリスベン市内への電力供給を停止。国内3番目の都市は実質機能を停止し、多くの留学生が通う語学学校らも臨時休校となっている。ブリスベン川の水位がピークに達する13日には、民家19,700戸、店舗やオフィス3,500戸が浸水する恐れがあり、広域にわたり最悪の事態に備えての避難や救助活動が続いている。
CGによるブリスベン川の水位が3.5メートル、7メートルに達した場合の浸水被害シミュレーション
2011-01-12 10:11
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