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洪水被災地 大規模清掃作業にボランティアが続々結集  [社会]

ボランティア.jpg国内第3の都市ブリスベンでは1月17日、洪水の影響で送電が止まっていたオフィス街にビジネスマンら労働者の姿と活気が戻ってきた。これまでに確認された死者数は20人。依然として10人以上が不明となっており、犠牲者の多くは1週間前の1月10日にブリスベンの西約250キロにあるトゥーンバとその周辺の村を襲った鉄砲水によるもの。被災地では、自宅からスコップやモップなどを手に集った災難を免れた地元住民ら数千人がボランティアとして加わり、重機と人力による大規模清掃活動が展開されている。

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市内道路の冠水や停電のために休校措置をとっていたブリスベン市内にある英語学校からも、17日になって続々と現地情報が発せられるようになった。いずれも学校設備や留学生に被害はなく、通常通り授業や学校生活が再開されたことを報告するもの。留学生の中には、地元住民と一緒にボランティアで清掃活動に汗を流す学生も少なくない。一般市民の善意の力が結集し、助け合いと友愛精神が高まる一方、修理や復旧サービスを行う業者や慈善団体を装い被災者から所持金や募金を騙し取ったり、家財を盗み出したりする犯罪も一部、報告されている。現地警察では、こうした心無い行為を取り締まるため、24時間体制で被災地区の防犯活動にあたっている。住宅地では依然として停電が続いているところもあり、復旧作業が急ピッチで進められているが、完全復興は長い道のりで、経済活動や物価への影響など、懸念事項は山積みだ。

なお、クインズランド州に続いてビクトリア州でも、ここ数日続いた記録的な豪雨の影響で、同州北西部のウィンメラ川をはじめ200年に1度の規模の洪水の懸念が拡大している。


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