在豪40年 英国人男性を強制送還 [社会]
オーストラリアに40年住んだ英国人男性がこのほど、豪州政府により本国へ強制送還された。殺人未遂など度重なる犯罪歴により、永住ビザを剥奪された結果だ。
クリフォード・タッカーさん(47)は、6歳のときに両親と一緒にオーストラリアに移住。この間、市民権を申請することなく、永住ビザで移民として暮らしてきた。永住ビザは定期的に更新する必要があり、更新の際には犯罪歴など、非社会的行為の有無を中心とした審査が行われる。タッカーさんは3人の子供をもつ父親でもあるが、子供が生まれたときはいつも服役中で、犯罪歴の中には殺人未遂もある。永住ビザがあっても、市民権を保有しない移民は、法律的に国民としては認められず、豪州政府の保護義務は適用されない。そのほかのビザ保有者同様、各人の行いもとづき、豪州政府はビザのキャンセルと退去強制を言い渡すことができる。
2011-04-18 16:38
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