大型書店ボーダーズ 国内残り全店閉店へ [経済]
大手書籍チェーン店ボーダーズが7月末をもってすべて閉店となる。今年2月に親会社のREDグループ・リテイルが破産手続きに入り、国内では9店舗を残して営業を続けてきたが、買い手が見つからず、全店閉店されることになった。負債総額は1億1800万ドル(約106億円)
店内におしゃれなカフェを設け、あらゆるジャンルの書籍のほかにCDやDVDなどを扱う大型店ボーダーズは、全盛期にはオーストラリア全土に26店舗、ニュージーランド、シンガポールとあわせて260店舗まで拡大した。ボーダーズの撤退は、オンラインショッピングの主流化や、電子書籍の浸透という流れに沿わない画一的な大型チェーン書店の時代の終わりと見る向きもある中、従来の本屋は、オンライン業者にはできないアナログならではの個性やサービスを創出しながら、途絶えることはないとする声もある。
2011-06-02 17:35
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0