運転中に急死 誰も気付かず10時間放置 アデレード市内で [社会]
アデレード市内で5月17日、運転中に心臓発作を起こして急死した男性(72)が、通行人や車など通行量の多い交差点付近に関わらず、誰にも気付かれずに10時間近く放置されていたことが分かった。
男性の車はジェルビンガム通りとメルボルン通りが交差るにぎやかな通りのわきに、ハザードランプをつけたまま停車していた。午後7時ごろ、通行人が車の中の男性の異変に気付き、通報。救急隊がかけつけたときには、すでに死後硬直状態だった。男性の家族が、当日午前9時の病院での予約に車で出かけたまま帰宅しないことを心配し、警察に届け出ていた。