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公立選抜校合格率 アジア系の生徒急進 大手塾利用も顕著 [教育]

high school.JPGニューサウスウェールズ(NSW)州のエリート校である公立進学校セレクティブ・スクールの選抜受験の結果、来年の入学確定者4133人にこのほど、うれしい合格通知が届いた。ここ数年、英語を母語としないアジア系移民家庭の生徒の進学率の伸びが目立つ。1995年には29%だったのが、2008年は62%に上昇。セレクティブ・スクールの頂点にたつジェームス・ルース・アグリカルチュラル・ハイスクールの生徒の多くは、こうしたアジア出身が占める現状だ。

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公立学校全体で英語を母語としない生徒の数が占める割合は約4分の1。今回のセレクティブスクールの合格率を見ると、英語を母語としないアジア系が42%で、英語を母語とする生徒の23%を大きく上回った。こうした躍進の背景には、大手塾の受験対策コースも無視できない。全合格者のうち2500人は、ジェームス・アン、プレ・ユニ・ニューカレッジ、ノースショア・デベロプメント・センターに通う生徒で占めたことも分かった。ジェームス・アンは、24年前、韓国から移住してきた元教師のアンさんが、移民の子供の英語教育に貢献したいと始めた塾で、いまや全国50ヵ所に教室を持ち、生徒の数は約1万人に達する。同塾では毎年1000人のセレクティブ・スクール合格者を輩出しているという。


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