テニス全豪オープン 女子決勝選にアジア人が初快進撃 [スポーツ]
メルボルンで開催中の全豪オープンテニスは1月27日、女子シングルス準決勝が行われ、第9シードのリ・ナ(28)が、第1シードのキャロライン・ウォズニアッキ(20)を2時間半にわたるフルセットの末、3-6、7ー5、6-3で下し、中国人選手として4大大会で初の決勝進出を果たした。
リ・ナは2006年ウィンブルドン大会で初めて準々決勝に勝ち進み、昨年の全豪大会でも準決勝に進出した実力を有する。試合後の勝者インタビューでは、流暢な英語で、「昨夜は夫のいびきがすごくてよく眠れなかったの」と、観客席を笑わせた。「それでも勝てた要因は?」の質問にも、「賞金かしら!」とくったくのない余裕の応対に、さらに観客席をわかせた。1月29日に行われる女子シングル決勝戦は、優勝賞金220万米ドルをかけ、これまで順調に勝ち進んできたキム・クライシュテルスとあたる。