夏時間終わる 次回開始は10月2日 [環境]
ニューサウスウェールズ州など豪州国内で夏時間(Day Light Saving)を採用する各州で4月3日、時計の針を1時間戻して夏時間が終了した。再開は半年後の10月2日だ。
豪州国内で夏時間を採用しているのは、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、首都圏特別区、南オーストラリア州、タスマニア州の4州と1特別区。同制度が導入されたのは1900年代初期。2008年からは10月の第一日曜日開始、4月の第一日曜日終了で足並みをそろえての実施体制となっている。西オーストラリア州では、2006年12月3日の試験的導入を皮切りに3年間のトライアルの結果、州民投票で恒久的導入が否決された。同州ではそれまでにも1975年、84年、92年の過去3回の投票の結果、いずれも導入が否決されてきた経緯がある。ほかに導入していない州は、北部準州とクインズランド州。QLD州では州を2分割し、採用域と非採用域を指定しての導入が検討されている。