人面羊に獣医も愕然 ― トルコ [その他]
トルコ共和国の田舎町で、人面羊が生まれ、出産に立ち会った地元獣医らを愕然とさせた。(写真はデイリーテレグラフ紙電子より)
2つの耳以外は、まるで人間のような顔をもった羊は、獣医により帝王切開でとりあげられたが、死産だった。同獣医(29)は、牛や羊、ヤギなど、これまでにいろいろな奇形の出産に立ち会ったことはあるが、今回ばかりは驚いたと語る。2009年9月にはジンバブエの農村で、人面をもったヤギが生まれた記録もある。同ヤギは生きて生まれたが、気味悪く思った地元村民により間もなく処分されたという。
生活クオリティー 豪州は世界第2位 フランス1位 [その他]
大手生活情報誌によるランク付けで、生活クオリティーの質の高さでオーストラリアは世界第2位に選ばれた。1位のフランスは、過去5年連続首位の座を維持。
海外移住などに関心のある読者向けの情報誌インターナショナル・リビングが毎年1月に公表する住みごこちに関する各国ランク付けで、豪州は194ヵ国中2位。生活費、文化・娯楽、経済、環境、自由度、ヘルス、インフラ、治安の9つの項目に基づき、生活の質の高さを評価したもの。豪州は、温暖な気候、豊かな自然、国際化した都市と静かな地方の暮らしの選択と多様性などで高い評価を得た。ちなみに3位から10位は以下のとおり: スイス、ドイツ、ニュージーランド、ルクセンブルグ、アメリカ合衆国、ベルギー、カナダ。
大晦日の夜空を彩る 花火とブルームーン [その他]
豪州ロケの英国人タレント 動物虐待容疑で起訴 [その他]
ニューサウスウェールズ州内陸部で娯楽番組用の収録を行っていた英国人出演者2人が、地元警察署に動物虐待容疑で、送検、起訴された。同国で人気のサバイバル娯楽番組で、出演者の有名人シェフ(男性 33)と、TVドラマ俳優(同 30)が、荒野で生き残るために野生のねずみを捕らえ、調理しリゾットに入れて食べたというもの。
動物愛護団体RSPCAは、番組収録に先立ち、動物を捕らえて食べるという主旨の報告がなかったこと、TV番組用にむやみに動物を殺したり傷つけたりしてはいけないという法に反する行為として、犠牲になったねずみの捕まえ方や殺し方などについて、当事者二人への尋問や、収録ビデオ内容の調査を行った。起訴されたシェフは、収録中、「これまでに作った料理で最高のでき」などと発言。シェフがねずみの頭を包丁で切り落とし、皮をはぎ、リゾットに入れて調理した。起訴された二人と英国TV局ITVネットワークは、来年2月3日に開かれる裁判への出廷が求められている。動物虐待では最長3年の懲役刑も科せられる。
世界最強ビール アルコール分32%! [その他]
アルコール分32%と、驚きのビールが登場した。英国スコットランド拠点のビール製造会社ブリュードッグが発売したもので、1本30ポンド(約55豪ドル)。上等のウィスキーのように、ちびりちびりやってくさいと、製造元からの忠告つき。
世界最強ビールの商品名は「タクティカル・ニュークリア・ペンギン」(戦術原子力ペンギン)。製造元のブリュードッグは、奇抜な商品開発を真骨頂とし、これまでに、アルコール分18.2%のビール「Tokyo」を売り出し、社会責任意識に欠けると非難をあびたりした経緯もある。同社のジェームス・ワット社長は、「これまでの認識をひっくり返し、ビール革命をおこす」と豪語。アルコール分32%のビールは、ショットグラスで飲んでほしい・・・ということだ。。。
戦地アフガンで不明の豪軍犬 1年ぶりに生還 [その他]
アフガンでの銃撃戦に巻き込まれ行方不明になっていた豪軍の爆発物探知犬がこのほど、1年ぶりに保護され、現地豪軍基地に無事に生還した。
行方不明になっていたのは、2008年に戦地に派遣された探知犬アビ(ラブラドール、推定4歳)。アフガン南部での銃撃戦の最中に、ハンドラーと離れ離れになり、行方が分からなくなった。味方軍兵9人が負傷する、激しい銃撃戦だった。アビは、砂漠をさまよううちにアフガン兵に捕獲されたと思われる。このほど、現地を偵察中の米軍兵がアビのよく訓練された様子を見て、敵軍の犬ではないと直感。保護し、豪軍基地に連れ帰ってくれた。1年ぶりに戻ったアビは、心身ともにいたって健康で、ちょうど現地を訪れていたケビン・ラッド連邦首相とも対面。アビが行方不明のまま戦地を離れた元派遣兵は、「アビの生還によって、我々の心に刻まれたジグソーパズルの最後の1ピースがうまった」と、喜びを伝えた。
仲間の死を悼むチンパンジー [その他]
病死した仲間の亡骸を、深い悲しみをたたえた沈黙で見送るチンパンジーの群れの姿に、一般に考えられている以上に、動物にも複雑な感情の動きと死への認識があるようだと、あらためて指摘されるきっかけとなっている。(写真は10月29日付デイリーテレグラフ紙電子より)
西アフリカのカメルーンにあるチンパンジー保護センターで、メスのチンパンジー、ドロシー(推定40歳)が心臓発作で死んだ。同センターでは、密猟の犠牲で母親を失い孤児となったチンパンジーが、村人によって保護、飼育されている。村人がドロシーの亡骸を埋葬するために手押し車に乗せて運び出そうとしたとき、チンパンジーの群れはまるでその死を悼むように、鳴き声一つあげず、静寂の中、肩を寄せ合って見送った。村人は「チンパンジーは普通、少しもじっとしていないし、いつも声を上げている。群れがあんなに長い時間、まったく沈黙し、動かない様子をみたのは初めてだ」とコメント。「死という意味をまるで知っているようだった」と語った。
人間以外の動物に、仲間の死を悼む行動が見られる例として、象は、死んだ仲間のそばを何日も離れず、特徴のある鳴き声や長い鼻でその死体を触ったりし、その悲しみを示すことが知られている。米コロラド大学の研究者からは、マグパイ(オーストラリアでもよく見かける白黒の鳥)で、仲間の死体に草をかけるような行動が観察されたとの報告もある。YouTubeには、車が行き交う道の真ん中で、事故で死んだ仲間の犬のそばを離れない野良犬のシーンが紹介されている。