シドニーは21年連続で暖冬を記録 [環境]
気象庁の発表から、シドニーの冬の平均気温が21年連続で平年を上回る暖冬を記録していることがわかった。昨年度は史上3番目に暖かい冬を記録。明日9月1日は、日中の最高気温が25度前後まで上がる予報。この暖かさは続かないもようだが、9月後半にかけては、気温が30度まであがる日も珍しくないという。
家畜を襲う超巨大ワニ 今もどこかに NT州 [環境]
白昼シドニーの真ん中で ポッサム救出作業 モノレール止まる [環境]
世界の海の日記念 ヌード・シュノーケル大会開催ーQLD州 [環境]
クインズランド州タウンズビル沖合いのマグネティック島で今週末、世界最大級のヌードシュノーケル大会が開催される。
グレートバリアリーフ域に位置する同島には、当日、500人以上の参加者が集る予定だ。ワールド・オーシャン・デー記念行事の一環。イベント主催コーディネーターのバーバラ・ギッブスさんは、「マグネティック島は、海洋に浮かぶ小船のようなもの。イベントを通して、私たち人間がもっと海の健康に敏感になることの意義を感じてほしい」と語っている。
6-8月冬期中間天気予報 全国的に雨少なく 気温高め [環境]
今春NSW州内陸でバッタの大量発生警戒 農作物への被害懸念 [環境]
ニューサウスウェールズ(NSW)州内陸の農業地帯で今年春から夏にかけて、バッタが異常発生する可能性が高いもようだ。同州農業経営者協会が早期の対策を呼びかけている。(写真は5月17日付デイリーテレグラフ紙電子より)
同協会の調査によれば、バッタの産卵状態などから、今年は例年になくバッタが大量に発生する可能性が高く、穀物や野菜、牧草などに深刻な被害が予想される。同州内陸西部のフォーブス地区周辺では1万ヘクタールにすでにバッタ大量発生が確認されており、北西部では20万ヘクタール規模で除虫剤による駆除作業が進められている。ブルーマウンテン北西のオレンジ市、モーリー市、キャンベラ西部のワガワガ市など広範囲にわたる農業地帯で今後、バッタ封じ込めの作業が急がれる。
炭鉱開発よりサラブレッド産業擁護を優先 NSW州政府 [環境]
WA州でマグニチュード5 2人軽傷 建物などに被害 [環境]
QLD州沖で石炭運搬船が座礁 汚染回避必死の作業続く [環境]
クインズランド(QLD)州のグレートバリアリーフで、大量の石炭を積んだ中国籍船舶(全長230メートル)が3日午後5時ごろ、座礁した。同船舶には、975トンの重油、6万5千トンの石炭が積まれている。同州海上安全当局では、これらによる深刻な環境汚染を阻止するため、必死の救出作業に当たっている。(写真はQLD州海上安全当局)
当局の発表によると、座礁した船舶には、航海士が乗船しておらず、通常の航路を外れた制限域を全速力で航海し、グレートケップル島の東約70キロの海上で身動きがとれなくなった。船体が割れて大量の重油や石炭が海中に流れ出す危険もあるとして、慎重に救出作業にあたっている。同州では昨年3月、モートン島沖でのタンカー事故で重油流れ出し、環境汚染が問題になった。アン・ブライ同州首相は、今回の座礁事故に関しては、船主に対して100万ドル(約9千万円)、船長に対して25万ドル(約2300万円)の罰金刑もあるとしている。
クロコダイルと遭遇した女児 命拾い 北部準州で [環境]
北部準州で5歳女児が大型のワニに遭遇し、足に深い裂傷を負ったものの、奇跡的に助かった。
AAP通信によると、女児は3月22日、北部準州のアーヘン・ランド北東にあるカレドンベイで泳いでいたところ、体長2メートルほどのクロコダイルと遭遇。クロコダイルの爪が足にかかり裂傷を負ったが、命に別状はなかった。同州ではこの1週間ほど前に、ダーウインの北東でナマコ漁に出ていた漁師が、ワニに襲われ、体を複数箇所噛まれる事故があったばかり。昨年3月には、住宅地に近い遊泳上で遊んでいて、ワニに襲われ行方不明となり、死亡が確認された。同州では、野生のワニの扱いや遭遇した場合の対応に関する新たなガイドラインを作成し、事故防止に努めている。ワニによる事故増加の傾向は、人口増とワニの生息数増加の両方が起因していると指摘されている。
ネルソン湾沖で地震 ポートスティーブンの住民も揺れ体感 [環境]
ニューサウスウェールズ(NSW)州北部ネルソンベイの沖合いで3月12日午前3時25分、マグニチュード3.3の地震が発生した。同湾に面するポートスティーブンの町に住む住民らは、家屋の揺れを体感した。この地震による被害報告はない。
連邦政府関係当局の報告によると、豪州大陸で昨年1年間に観測された地震発生件数は約360件で、このうち最大の規模を記録したのは北部準州マウントリバーのマグチュード5.4だった。ちなみに、豪州大陸で過去100年間にマグニチュード6~7の規模の地震が発生した件数は14。
チリ沖地震 豪東海岸一帯に津波警報 タスマニアで潮位10cm上昇 [環境]
豪津波警報センターの報告によると、27日に発生したチリ沖大地震の影響による津波は、28日午前10時半ごろ(現地時間)、ノーフォーク島で40cm、タスマニア州サウスポートで10cm、潮位の上昇が観測された。
同センターはクインズランド州、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、タスマニア州およびノーフォーク島、ロードホウ島の海岸沿線むけに、津波警報を発令。内陸に押し寄せるほどの深刻な津波のおそれはないものの、数時間におよび強い潮流が持続する可能性が高いとして、海に近寄らないよう注意をよびかけている。津波の様子を見ようと数百人の見物人が集ったボンダイビーチでは、午前8時半過ぎ、砂浜から撤退するよう監視員らが安全確保を行った。
生きたヤギを丸ごと飲み込んだニシキヘビ QLD州キュランダで [環境]
クインズランド州の地元紙ケアンズポスト電子版で2月25日、体重35キロの山羊を飲み込んだとニシキヘビが画像入りで報告された。
ケアンズ北西約25キロの熱帯雨林地帯に属するキュランダでの出来事。住民がペットとして飼っていた山羊が体長5メートルのアメジストニシキヘビに食べられてしまった。腹部が大きく膨らんだままじっとしているところを見つけた隣人によると、同ヘビはかなり以前から時々目撃され、野生のワラビーなどを食べることでも知られている。キュランダでは2008年3月のこと、アメジストニシキヘビが民家に入り込み、ペットの犬を飲み込んでしまった報告もある。
北部準州沖で地震 ダーウィンでも揺れ体感 [環境]
シドニー・ノーザンビーチでサメ被害 [環境]
調査捕鯨めぐる衝突激化 ワトソン船長は調査団を一方的に非難 [環境]
日本の調査捕鯨団の監視船第2昭南丸と、米国拠点の反捕鯨団体シー・シェパード(SS)の小型高速船アディ・ギル号が1月7日の現地時間午後3時過ぎ、海上で衝突した事件で、SSのポール・ワトソン船長は、「日本側が故意にぶつかってきて、SOSにも対応せずに逃げた」と発言。豪メディアのデイリーテレグラフ紙は、同船長の主張と発言を中心に、この事件を報道している。(写真はワトソン船長のスティーブ・アーウィン号)
朝日新聞電子版は、日本の水産庁からの情報にもとづき、「アディ号は同日午前3時ごろから、母船の日新丸(8044トン)の針路にロープを投げ入れるなどの妨害行為をしていた。放水などで接近を防いでいた昭南丸の針路を右から左に横切る際、アディ号が減速した後、急加速して近づいたため、避けられなかったという。 衝突後、アディ号から救難信号は発信されず、乗組員は仲間の船から出されたゴムボートに乗り移った。」と報道。これに対して、豪州のデイリーテレグラフ紙は、『日本側がアディ号を真っ二つに』との見出しで、ワトソン船長への電話インタビューに基づき、「アディ号は衝突を避けようとしたが、日本側が急に発進しぶつかってきた。SOSにも応じることなく、その場から走り去った」と報じた。
衝突事故が発生した時、ワトソン船長が乗るスティーブ・アーウィン号は現場から数百キロ離れた海上を航行していた。同船長は昨年11月、アディ号が抗議活動に加わることことをほのめかしていた。事故発生に先駆け、抗議船が捕鯨船の甲板に向けて、クリスマスツリーに使用する球状の飾りの中にバターを腐らせて作った異臭物をしこんで投げ入れるなどの妨害活動も行ったという。
SSによる反捕鯨活動に今回はもう1隻の抗議船が加わっている。ノルウェー製の元捕鯨船でSSがガーナで購入。購入額の500万ドル(約4億5千万円)は、米国人セレブ芸能人の寄付によるもの。同芸能人にちなんで、ボブ・バーカー号と名づけられた。破損したアディ号に乗っていたSSの活動家6人は、同抗議船に救助された。
なお、今回の事故報告を受けた豪州連邦政府は、「危険な海上で人命に関わるような行為は許されない」とした上で、現時点で海上保安局から緊急に巡視艇などを出す考えはないとしている。
ニューカッスル地震から20年 教訓は活かされているのか [環境]
シドニーの北へ車で約1.5時間、国内6番目の規模をもつニューカッスル市は12月28日、16人の死者を出した地震発生から20回目の震災記念日を迎えた。大きな地震による被害が非常にまれな豪州において、比較的地震発生率の高い同市の災害対策に関して、当時の市長は、20年前の教訓がしっかりと活かされているのかと問いかける。
1989年のニューカッスル地震の発生時刻は午前10時27分。マグニチュード5.6で、死者16人、負傷者160人をだした。当時のジョン・マクノートン元市長は、「地震発生が夏休みの時期であったことは、非常にラッキーだった。歴史を振り返っても、ニューカッスルは地震が起こりやすい地域だ。今後も同規模の地震が起こりうる可能性は高い。建築物の規制や事前の対策など、より徹底して災害に備える必要がある」と語った。
電気代 62%高騰も NSW州 [環境]
巨大氷山 漂流10年 豪州に向け北上続く [環境]
NSW州内陸で山火事多発 消火ヘリ墜落 1人死亡 [環境]
ニューサウスウェールズ(NSW)州ミッドコースト地方ドリッゴ地区で12月9日、山火事の消火作業にあたっていたヘリコプターが墜落し、1人が死亡、1人が重体となっている。
前日の8日、同州内陸地方では日中の最高気温が40℃近くまで上がり、おりからの強風で、約90ヵ所で山火事が発生し、延べ1600人が消火作業にあたった。ブルーマウンテンからさらに内陸に入ったバサースト付近では、消火作業にあたっていたヘリコプター2機が空中で接触事故を起こしたが、両機とも体勢を立て直し着陸し、計4人の乗組員は無事だった。一方、地上で消火作業にあたっていた住民の男性2人(50、20)が重いやけどを負って病院に搬送された。首都キャンベラから車で約1.5時間ほどのクタマンドラでも、山火事の勢いが増している模様だ。
11月の最高気温平均33.3度 平年に比べて5.2度高 [環境]
夏だ!ビーチだ シドニー沿岸水質は100点満点 [環境]
6千頭のラクダの群れ 水を求めて村で大暴れ [環境]
ごめんねジュゴン シドニー沿岸でサメよけネットの犠牲に [環境]
シドニーのクージービーチで11月25日早朝、サメよけネットにかかったジュゴンの死体が見つかった。熱帯海域に住むジュゴンがシドニー沿岸に下ってくるのは稀なことで、サメよけ用の網にかかって溺れ死んだもようだ。
シドニー沿岸で最後にジュゴンが目撃されたのは1950年代、ボンダイでのこと。専門家の話では、熱帯に生息するジュゴンは稀に、暖流にのって、ニューサウスウェールズ州沿岸に南下してくることもあるという。同州第一次産業省の記録によれば、1950年~1993年の間に、サメよけネットにかかって死んだジュゴンの数は5頭という。
10月の平均気温は21.3度 過去17年で最低 [環境]
シドニーの10月の平均気温は21.3度で、ここ17年で最低だったことが分かった。前月の9月の平均気温よりも2度、低かった。
気象予報士によると、向こう2ヵ月間は例年より気温は高めで、11月の平均気温は25度前後の予想。12月はさらに数度、気温が上がりそうだ。ちなみに、明日3日は、シドニーは35度まで気温が上がる見通し。