体長3メートルの仲間も食いちぎる 巨大ザメに注意 [社会]
クインズランド(QLD)州ストラッドブロック島沿岸で、体長6メートル級の巨大ザメが浮遊しているのが確認され、当局は海水浴客らに注意を促している。
巨大ザメは、同島のデッドマンビーチで目撃された。写真は、10月27日付けデーリーテレグラフ紙電子版に開催されたもので、サメ捕獲用の罠にかかった体長約3メートルのサメの腹部に巨大ザメが食いついた跡。襲われたサメの体が、一撃でほぼ真っ二つになるほどの威力だ。QLD州当局では、同島沿岸をはじめ、ブリスベン、サンシャインコースト、サーファーズパラダイスに至るまで、巨大ザメに注意するよう呼びかけている。
QLD州では数年前から、各海水浴場にサメの侵入を防ぐ網をはるなどして、サメによる事故防止策を強化してきた。おかげで、ここ数年は、サメによる被害は減った一方、クジラやカメなどがこの網にかかって死ぬケースが増え、政府当局に対し環境保護団体らから、網の撤去などを訴える声も強まっている。
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