犬がとりもつお気軽社交の場 ドッグランのもう1つの魅力 [社会]
犬の散歩に愛犬家たちが毎日通う公園は、犬どうし以上に飼い主達にとっても貴重で、気軽な社交の場となっているようだ。
メルボルン拠点のタウンプランナーであるバージニア・ジャクソンさんが地元の約150人の愛犬家に2ヵ月かけて聞き込み調査を実施した結果、95%の人が飼い犬たちがきっかけで見知らぬ人との会話が始まったと答え、38%の人は、犬の散歩で友達ができたと回答。愛犬家にとってドッグランは、気楽に人とふれあい、新たな人脈や友達の輪を作る舞台ともなっている。
オーストラリアでは公共の公園や運動場の一部が、Off Lead(犬を自由に放して遊ばせる)可として、いわゆるドッグランに解放されている。こうした公園では、パーティーシーズンたけなわのクリスマスの時期になると、「何月何日何時から各自BYO:Bring Your Own(飲み物や食べ物など持参)で青空飲み会開催」といったような張り紙をよく見かける。非公式で、愛犬家の誰かが何気に企画し、興味のある人は犬連れで自由に参加し、世間話をしながら、夏の夕暮れ時を楽しむ光景が恒例化しつつある。場所によっては、毎週金曜日ごとに、こうした自発的自由参加型の犬と愛犬家たちのプチ・パーティーが定着しているところもある。犬にとっても、愛犬家たちにとっても、まさに小さな幸せを実感できる習慣だ。
2009-12-09 14:15
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