巨大氷山 漂流10年 豪州に向け北上続く [環境]
南極大陸からはがれ落ちた巨大氷山が、豪州西オーストラリア(WA)州に向けて北上を続けている。NASAの衛星写真などをもとにこの氷山を発見した南極雪氷学者のニール・ヤング博士によると、同氷山は現在、WA州から南南西1700キロの海上を漂流しており、海流と風にのって、北へと向かっている。
B17Bと名づけられたこの氷山は、面積140平方キロメートル、長さ19キロ、幅8キロの規模で、現在、東経107.5度、南緯48.8度の位置にある。ヤング博士は、こうした規模の氷山が崩壊することなく北上し続けるのは珍しいとコメント。B17Bは、約10年前に南極ロス棚の東端からはがれ落ちたものという。
2009-12-10 12:08
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