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アバターうつ病増幅中!? パンドラに心奪われ [ヘルス]

avatar.jpg豪大衆紙デイリーテレグラフ紙の記事によると、劇場公開早々世界を席巻した巨匠ジェームス・キャメロン監督の3D映画「アバター」ファンの中に、映画の中で描かれた想像の世界と、現実社会とのギャップに沈み込み、うつ病気味になる人が増えているという。

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オンライン上の「アバター・フォーラム」の中には、「(映画の舞台となった想像上の)パンドラの世界を渇望する想いと憂いにどう対処するか」と題したコーナーが作られ、すでに1000件を超える書き込みがある。同様のフォーラムでは、「昨日アバターを初めて観て、今朝目が覚めたら、何だかこの世が灰色に見える。この世界が無意味に感じてしかたない」といった書き込みや、「滅び行くこの世にあって、生きていくのがむなしい」といった書き込みも見られる。

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アバターを観た人が感動する共通の核は、この映画の中に描きつくされた、キャメロン監督を中心とし、制作に携わった人間たちの想像の力と美、そこに秘められたメッセージであろう。卓越した想像力がもたらすものは、本来、覚醒に似た感動とそこから派生する新たな生きる力や勇気であるはず。アバターを見て、感動したものの、逆に生きる動機をむなしくするとすれば、受けた側の想像力の衰退を意味するのかもしれない。アバターうつ現象は、はからずも、メディア上のバーチャルな世界が氾濫するこの時代の人々の、想像力の脆弱な一面を象徴するものかもしれない。


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