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誰かきて 人院先病床から携帯で救急車を要請  [ヘルス]

ambulance.jpgニューサウスウェールズ州北部リスモア・ベース病院で、入院中の高齢の男性患者が、手当てを受けたいが一心に、自分の携帯電話で救急センターに助けを求めるという一幕があった。

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ケビン・パークさん(87)は、夜中に大量の寝汗をかいて目が覚めた。ベッド際に備え付けのナースコールを押したが壊れていることがわかり、呼び鈴を鳴らして看護師をよんだ。看護師はやってきたが、異常がないことを確認すると、ケビンさんの着替えを手伝うことなく、行ってしまった。汗だくで夜中に取り残されたケビンさんは、30分以上にわたり呼び鈴を鳴らし続けたが、誰も着てくれず、体が濡れているのは出血しているのではと困惑し、助けを求める一心で、携帯電話で救急センターに電話したという。ケビンさんの容態に異常はなく事無くを得たものの、この後、ケビンさんは病院側に携帯電話を取り上げられ、バッテリーとSIMカードを抜かれた状態で返却されたことに、不満を訴えている。病院側は、ケビンさん本人とその家族に、不安や心労となる事態になったことを詫び、携帯を取り上げたことについては、ほかの入院患者に迷惑をかけないためだったとした。


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