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仲間をおいて帰国はしない 被災地にとどまる豪・NZ人選手

ケビン・ラッド連邦外相が、被災地および関東周辺域に滞在するオーストラリア人国民にむけ出国を促す中、釜石シーウェーブRFCに所属する外国人選手とその家族、監督らが仲間と共に避難生活を続けながら、現地にとどまる決意を示している。3月17日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙電子が伝えた。

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オーストラリア領事館からの出国支援の申し出を断り、釜石市にとどまっているのは、豪州出身のスコット・ファーディー選手、NZ出身のピーター・アラティニー選手、同ポール・ホッダー監督だ。同選手らは地震と大津波で崩壊したアパートから逃れ、被害を免れたクラブハウスに避難した。被災から数日後、救援物資や食料が届くまでの間、スポーツ用サプリメントなどを分け合って、お互いを支えあった。スコット選手からの連絡を受けた同選手の家族は、「自分たちには母国に帰れる家がある。でも、ここの仲間たちは、家も家族も失ってしまった。彼らをおいて帰ることはできない」と伝えてきたスコットさんを誇りに思い、彼らしいやりかただと語った。同家族はまた、「日本の選手たちは毎日、周辺域の救助活動に出ている。ホッダー監督はきっと、みなの気持ちを明るくまとめながら、救助活動に出て行った選手たちのために温かいご飯を作っては、励ましているはず」とも話した。

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