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病床不足 公立病院のジレンマ 手術キャンセル多発  [ヘルス]

病室.JPGシドニー西部にある公立ウェストミード総合病院では、術後の入院治療を必要とする非緊急手術の場合、手術当日の中止を告げられる患者の割合が、当局がガイドラインで是認する率の4倍に達する現状だ。こうした当日の中止決定は、術後の病床不足が主な要因となっている。

[ホテル][ちっ(怒った顔)][ふらふら][ちっ(怒った顔)][ペン][ふらふら][もうやだ~(悲しい顔)][ふらふら][ホテル]

シドニー大学医学部の研修病院としても重要な役割をになうウェストミード病院(854床)での、手術予定当日のキャンセル率は約8%。患者のほとんどは、当日の手術に備え、病院側の指示に従い早朝から病院に出向き、前夜から絶食のまま、待機する。同病院のジョン・フレッチャー外科部長は、「こうした数字にはしかし、手術前日に、キャンセルや遅延の連絡をうける患者の数は反映されていない」と指摘。「病床不足による措置で、同問題の解消が不可欠」とコメントしている。同病院における非緊急手術実施可能件数は1日あたり最高17件。さらに病床を確保することで、この数大幅に改善できるという。こうした公立病院のジレンマの背景には、急激な人口増に伴う、緊急入院患者や外科手術増も要員となっている。

 [ちっ(怒った顔)][ふらふら][ちっ(怒った顔)]

ちなみ、アキレス腱断裂で先日、ロイヤルノースショア公立病院での手術となった当方。病院の指示に従って手術予定日の朝の6時に到着。前日の夜中から絶食を続け、実際に手術の運びとなったのは、2日後の真夜中のこと。手術待機で入った5人部屋(男女兼用)には次々と、外科手術待ちの患者が入れ替わり立ち代りやってきたが、みなほとんど2日待ちの状態で、患者にとっては手術がいつになるかも知らされないまま、絶食を強要させられることが一番の苛立ちのもとのようだった。

 


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コメント 2

みかりん

 お初コメントです。

 日本だと、いつ何をするのか明確にするのが当たり前だけど、国が違うと

 違うのもなんですね☆

 みなさん、じっと待つのでしょうか?


by みかりん (2010-04-05 10:22) 

hananorikko

>みかりんさん

こんにちは! そうですね、、、こちらの公立病院システムでは、Waiting List(待機患者!?)という言葉はもう、ある意味、必然的に存在するものでもあり、一応、それなりに、まだ?、まだ?、と聞きはしますが、だからといって、怒り出す人はいないんですよ。そういう、なんというか、ゆるい社会が、行きやすかったり、不便だったり。。でも、公立の場合、たとえば、今回3泊お世話になりましたが、最初の緊急処置から、手術、入院、いっさい私は料金を支払ってないです。

by hananorikko (2010-04-05 14:18) 

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