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英国スコットランドでもヨウ素確認 極めて微量 [環境]

メッセージ.jpg英国スカイニュースは3月29日、スコットランド地方グラスゴーで大気中のヨウ素が検出されたと報じた。

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スコットランド環境保護局(SEPA)は、グラスゴーで検出されたヨウ素は、福島原発から放出されたものであると認めた上で、検出された量は極めて微量で、住民の健康への影響懸念はないとしている。ほかに米国やカナダ、アイスランド、スイスからも同様の検出報告がなされている。


放射能汚染検査の必要はない 豪監視当局の見解

路上にて.jpg豪放射線防止・原子力保安局(ARPANSA)は同局ウェブサイト上の情報サービスで、3月28日現在、日本からの積荷や郵送物などによる放射能汚染のリスクは非常に少なく、物品や入国者への汚染検査の必要性はないとの見解を示している。

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同局は、日本政府および国際原子力機関(IAEA)の見解に一致し、日本からの輸入車や郵便物などを取り扱う人々がこれら物品によって放射能汚染にされされる危険は懸念対象にならないとの見方を明示している。日本からの輸入車も含め、これら物品への放射能汚染検査は行われていない。一方、当局は今後も最新の注意を払って状況を見極めつつ、現在の方針と対応を変える必要が生じた場合には、ただちに告知するとしている。

 


今夜 アースアワー 明かりを落とし 星に願いを [環境]

虹色.jpgシドニー発信で始まったEarth Hourが3月26日、今年も世界中の都市と人々を結んで行われる。2007年の開始から5年目。昨年の参加記録は、世界128ヵ国、4616都市に達した。

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Earth Hourのイベントは、地球温暖化防止への啓蒙活動として、WWFオーストラリアが発起主体となってシドニーから始まった。初年度は約220万人の市民が参加。以後、毎年開催されてきた同イベントは、世界規模で活動の輪が広がった。午後8時半から1時間、無駄な電気を消して、健やかな地球を願う。今年は実施時間を1時間に限らず行おうとの機運もある。このイベントが開催される経緯には、2004年の12月26日、スマトラで発生したマグニチュード9の大地震と大津波によって20万人以上もの犠牲者を出した震災への記憶と慰霊の念もあった。Earth Hourは今年、さらに深い祈りの輪となって、明かりを落とした世界の街を結び、包み込むだろう。


日本からの食品輸入規制措置へ 豪消費者への危険性は否定 [ヘルス]

Prayer.jpg豪ニュージーランド食品基準局(FSANZ)は3月24日、日本からの輸入食品に対して保持命令(Holding Order)を適用し、実質的な輸入規制措置に踏み切った。

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同基準局は、今回の保持命令発令に際して、日本政府による放射能汚染食品の国内出荷禁止および諸外国による国際的な対応に準じる決定と説明。福島、茨城、群馬、栃木4県の生産物が含まれる食品およびその可能性のある輸入物を、検疫当局、税関などの規制実施機関で差し止める。同発令は、牛乳・乳製品、新鮮野菜・果実、海産物に適用される。FSANZは、豪州は日本から牛乳や乳製品、新鮮野菜・果実を輸入していないこと、海産物についても輸入量はきわめて少ないとして、国内消費者への放射能汚染食品による危害はないとの見方を再度、明示している。在豪日本人にとっては、アジア系のスーパーなどで購入できた日本製の冷凍海産物や調味料などの入手が今後、難しくなると思われる。また、空港での食品持ち込み検査がこれまで以上に厳しくチェックされることも予想される。


真のヒーローは日本の人々 豪救援隊が帰国 [社会]

NSW救援隊.jpgニューサウスウェールズ州消防隊員を中心とした救援隊72人が3月22日、帰還した。隊員の家族や、同州警察防災コミッショナーのほか、キャンベラからかけつけた佐藤重和駐豪州大使らが出迎えた。

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国営放送ABCの報道によると、佐藤駐豪州大使は、本国からの要請ではなく、日本国民の一人として、感謝をこめて自分たちのヒーローを出迎えたい一心でかけつけたという。これに対し、救援隊を率いたロブ・マクニールさんは、「本当のヒーローは、日本の人々だ。彼らは必ず再建する。自らを律するあの精神力といい、見事なものだった」と語った。 


日本からの輸入食品は安全 食品基準局が公表 [ヘルス]

みなとみらい.jpg豪・NZ食品基準局FSANZは3月18日付けメディアリリースで、日本からの輸入食品による健康への害がないことを明記している。

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同基準局のホームページ掲載メディアリリースによると、豪州は日本産の生鮮食料品を輸入していないこと、スーパーマーケットで購入できる日本製加工食品に関しても、福島原発事故の発生前に調達されたものとの説明で、こうした食品を摂取しても健康に害はないとしている。今後の対応としては、日本から生鮮食品を輸入していることから放射線汚染検査を開始したシンガポールや香港などの近隣諸国や、国際監視機関との情報交換を密にし、状況を確認しながら検討するとしている。


早急に耐震津波海底ケーブル対策を 豪研究者が警鐘

光ファイバー.jpg東日本大震災の爪痕が、その想像を絶する破壊力の脅威を見せつけ続ける中、豪州国内主要メディアの一面は「津波」や「地震」から、「リビア」「カダフィー」といった見出しに変わりつつある。そうした中、今回の大災害ではほとんど話題に上がらなかった、通信インフラ向けの自然災害対策の急務を訴えるニュースを、国営放送ABCが伝えた。

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ツイッターをはじめインターネットを介したSNSなどが、今回の被災者救援や情報波及に最大限に活用され、こうしたネット回線を通して世界中の人々が被災国日本を思う心で一致するのを実感した。ニューサウスウェールズ大学豪津波自然災害研究所のジェームス・ゴフ博士は、地球規模の通信網を支える光ファイバー海底ケーブル向けの災害対策が急務であると強調している。豪州の音声・データ通信システムの99%は、海底ケーブルに依存している。このうち、7割がハワイ経由、残り3割が台湾やインドネシア、グアムを経由しているが、これら拠点はいずれも地震やそれに伴う大津波の災害発生率の高い地帯にある。ゴフ教授は、今回の東日本大震災でハワイ経由の海底ケーブルの支障により、米国における通信速度が30%減速したことを指摘。2006年の台湾地震の際には、複数の海底ケーブルが被害を受け、豪州国内の通信速度が通常水準に回復するまでに2ヶ月間を要した経緯にも言及し、地震や津波に対する光ファイバー海底ケーブルの保護対策の急務を強調。同教授らは2年前に、こうしたリスクアセスメントの重要性について発表している。


仲間をおいて帰国はしない 被災地にとどまる豪・NZ人選手

ケビン・ラッド連邦外相が、被災地および関東周辺域に滞在するオーストラリア人国民にむけ出国を促す中、釜石シーウェーブRFCに所属する外国人選手とその家族、監督らが仲間と共に避難生活を続けながら、現地にとどまる決意を示している。3月17日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙電子が伝えた。

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オーストラリア領事館からの出国支援の申し出を断り、釜石市にとどまっているのは、豪州出身のスコット・ファーディー選手、NZ出身のピーター・アラティニー選手、同ポール・ホッダー監督だ。同選手らは地震と大津波で崩壊したアパートから逃れ、被害を免れたクラブハウスに避難した。被災から数日後、救援物資や食料が届くまでの間、スポーツ用サプリメントなどを分け合って、お互いを支えあった。スコット選手からの連絡を受けた同選手の家族は、「自分たちには母国に帰れる家がある。でも、ここの仲間たちは、家も家族も失ってしまった。彼らをおいて帰ることはできない」と伝えてきたスコットさんを誇りに思い、彼らしいやりかただと語った。同家族はまた、「日本の選手たちは毎日、周辺域の救助活動に出ている。ホッダー監督はきっと、みなの気持ちを明るくまとめながら、救助活動に出て行った選手たちのために温かいご飯を作っては、励ましているはず」とも話した。

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豪州救助隊員が南三陸町で活動開始 現状の厳しさに直面も [その他]

救助隊.jpg豪州からの救援隊が3月15日、東京から陸路を12時間かけて被災地宮城県南三陸町に到着した。消火救援、医療、技術から成る総勢76人の部隊。昼夜2交代制での救助活動を開始した。

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ジュリア・ギラード連邦首相は16日、記者会見を開き、豪州救援隊のスタッフが福島原発事故の影響を受けた事に関して、明確な説明を行った。発端は、米軍のヘリコプターに乗って福島県上空を視察していたオーストラリア人らが、悪天候の影響で福島空港に着陸を余儀なくされたというもの。ギラード首相は現地からの報告に基づき、乗員らの履物から微量の汚染は検出されたが、被爆ほかの懸念はまったくないことを説明。地震・大津波が発生した当時、被災地に所在していた可能性があり、依然として連絡がとれない約100人のオーストラリア人の確認作業に尽力していることも説明した。南三陸町に入った救援隊は、機材や自給用食料など約20トンを持ち込んだ。10日間の活動予定中、必要なものはすべて自分たちでまかなうための備えだが、現地での移動に必要な車や燃料の調達が難しいなど、現状の厳しさにも直面しているもようだ。なお、福島原発をめぐる豪州国内の報道では、危機感がつのっており、ケビン・ラッド外相は国営放送ABCの「Lateline」の質問に答え、オーストラリア人の日本出国を強制はしないが、推奨したいとの考えを示した。


東日本大震災 帰国第一便オージーの声  [社会]

light.jpg上最悪の大地震・大津波発生から2日目の3月13日、カンタス航空の第一便で成田空港からシドニー空港に到着したオーストラリア人乗客は、メディアの取材に答えて、通りすがりの日本人の冷静沈着で親切な対応を振り返って語った。

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観光で東京を訪れていて地震を体験したマリアさん(シドニー在住)は、「日本の人たちは本当に親切で、外国人旅行者のために自分たちのことよりもまず私たちのために、道を教えてくれたり、避難の手助けをしてくれました」と、安堵と疲れの混じる表情で語った。夫のダリルさんは、「機内の中は、信じられないほど静かだった。乗客はみな、疲れ果てて眠っていた」という。移動手段が麻痺した都内では、ホテルなどがロビーを開放し、スタッフが24時間体制で立ち寄る人々に水や食べ物などを配布する姿に感銘したという。ニックさんとラージさんは、避難の途中でたまたま出会った。共通点は、ともにオーストラリア人だということ。空港へのタクシーを拾おうにも、ほとんどの運転手は状況を危惧し、乗車を拒否された。そんな中、ラージさんが空港へ向かうことに同意してくれたタクシーを1台みつけ、ニックさんと二人で、6時間かけて空港にたどり着いたという。まったく赤の他人であった2人は、今後、将来の友になるだろうと肩を寄せ合って、無事帰国できた喜びをかみ締めていた。

豪州政府の発表によれば、日本在住のオーストラリア人の数は約1万1千人。多くが東京や大阪に集中しているが、約100人は今回最も被害が多かった地域を拠点としているという。これまでのところ、約450人の無事が確認されているが、そのほかの人々に関しては安否の確認ができない状況だ。国営放送ABCは、24時間ニュース専門チャンネルで、地震発生直後から現地被災の情報を克明に報道してきた。豪州の国際救助隊と救助犬部隊が特別機で日本での支援活動に飛び立つ体勢だ。多くの祈りもまた、一心に、日本に向かっている。


英国ウィリアム王子 地震・水害の被災地慰問 [その他]

英国.jpg来月に婚姻を控えた英国ウィリアム王子が、3月17日~21日、地震や水害で多くの犠牲者と被害のあったニュージーランド、豪州の各被災地を慰問することが決まった。

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同王子は17日、いまだ地震の爪あとが生々しく残るクライストチャーチに入り、地元被災者や救助、復旧にあたる人々を慰労。18日に開催が予定されている被災犠牲者追悼式に出席し、先に爆発事故で多数の鉱夫が亡くなったパイク・リバー鉱山のあるグレイマウスまで足をのばす。19日には豪州クインズランド州に入り、ブリスベンやトゥーンバなどの洪水被災地を訪れる予定だ。王子が同州を訪問するのは今回が初めて。さらに21日にはビクトリア州の洪水被災地を慰問する。

英国王室を代表しての慰問決定は、豪州・NZ両首相からの招致に応じたもの。4月29日の結婚式を控えた婚約者のケイト・ミドルトンさんは同行しないもようだ。


ガソリン1ℓ 1ドル50セントも 賢い給油は土曜の朝 [経済]

くるま.jpg道路総合サービスNRMAによると、ガソリン価格は間もなく1リットルあたり1ドル50セントを超えると予想される。3月8日現在、シドニーにおける平均価格は1リットルあたり1ドル46セント。過去約2年半で最高水準。来週には1ドル50セントを超える可能性もあり、賢い給油を推奨している。シドニーでは、ガソリン価格が週のサイクルで特定の曜日に安くなり、いっきに高騰する傾向が見られる。最近は土曜の午前中が低価格になる場合が多く、こうした好機を狙って、こまめに給油することで、家計への負担緩和に一役買うという。

主役は極上国産チーズ ダーリンハーバーで試食会 [グルメ]

ヘルム475988-helm-bar.jpgシドニー・ダーリンハーバー、コックルベイにあるヘルム・バー&ビストロで3月8日、国産チーズを楽しむイベントが開催される。

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チーズ・ソムリエで知られるクローディア・マッキントッシュ氏厳選の国産高級チーズ4種と、それぞれにあわせて選ばれたワインを堪能しつつ、豪州産チーズの味わいと奥の深さを知ってもらおうというもの。参加費35ドル。今回のイベントをかわきりに、同レストランでは常時、豪州産チーズメニューを楽しめる。ちなみに個人的には、シドニー近郊の創業50年のチーズファクトリーで生産されているバッファロー・モッツアレラチーズに☆2つ。


クライストチャーチ被災現地学生受け入れへ アデレード大が招致 [教育]

UniADE.jpgアデレード大学はこのほど、ニュージーランドのクライストチャーチで被災した地元大学生を一時的に受け入れ、単位取得を支援する体制を確保することを明らかにした。

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同大学があるアデレード市とクライストチャーチは姉妹都市として、これまでも交流をはかってきた。クライストチャーチにあるカンタベリー大学では、震災により授業実施にも支障が出ている。アデレード大学では、文学部や商学部などの特定の学部を指定して、カンタベリー大学に在籍する学生約400人を受け入れることにした。夜間や週末に授業を行うなどの特別体制で、学生増に対応する。今後はさらに対象学部を拡大し、総勢1000人の受け入れにも対応できるよう配慮する考えだ。カンタス航空は今週末、特別便を運航する。カンタベリー大学からの学生用に、大学関係者らが中心となって、ホームステイの提供や大学および民間のロッジなどの空室確保にも力をいれている。


第一次世界大戦帰還兵 クロードさん 110歳に [オージートレンド]

クロード.jpg西オーストラリア州パース郊外に住むクロード・コールスさんが3月3日、110歳の誕生日を迎えた。第一次世界大戦の最高齢帰還兵。

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クロードさんは1901年、英国に生まれ、15歳で英国海軍に入隊。1926年に豪州に移住し、豪海軍に所属し、第二次世界対戦中は、WA州フリーマントルで日本軍の上陸に備えた任務にもついた。孫13人、ひ孫26人に囲まれたクロードさんは現在、視力を失い、耳もほとんど聞こえないが、2009年には自叙伝「The Last of the Last(最後の最後)」を出版。英国で暮らした幼少時の思い出から、豪州移住、戦争体験などを回顧。クロードさんの息子さんによると、クロードさんは任務として両大戦に出兵したが、戦争は大嫌いだといい、特別に請われない限り、豪州の戦争記念イベントであるアンザック・パレードには参加したことがないという。


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